「俺達はもう用済みかーー!!」
「まだ綺麗なのに!」
「鬼畜な人類め!」
そんな声が聞こえたあなた!
病院に行きましょう!
今回は安上がりで、手早く、ある程度の強度、再現性を保ったままリップを再生させる方法を紹介。
材料、お金、時間、目安
材料、費用
- おゆまる ※クリアがオススメUVを透過しやすい為 1個100円
- レジンハードタイプ ※クリア 1個100円
- リップが折れたルアー
- リップが折れてないルアー 1個 ※リップが折れたものと同じ
- カッター ※1個100円
- ヤスリ ※1個100円
- 彫刻刀or ※1個100円
- ピンバイス ※1個100円
- ネイル用のUVライト 1980円
全部買っても、計3000円程度。
レジンはダイソーの速乾タイプがオススメ。チューブタイプのものは、硬化が遅く、べたつく所感。
時間、目安
慣れれば1時間で6個は出来る(*^^*)
再生可能個数の目安は、100均のレジン1個あたり、Vision95は4リップ、OneTenは3リップ。
方法、流れ
お湯丸でリップの型どり
おゆまるをお湯で温めて、ふにゃふにゃにしたのち、ルアーのリップと頭に被せる。
型を外す&小細工
おゆまるが冷えて固まったら、型を外す。
ただし、このままだとハズレないので、開きやすいように、写真の位置に切れ目を入れる。
八の字か、逆Yの字がオススメ。
接着面加工
ここで強度を上げる為の足付けを行なう。
折れたリップの面をヤスリで削る。
これだけだと強度が微妙なため(岩にガンガン当てると折れる)
更に、ピンバイスや彫刻刀で、窪みを作る。
要は凹凸を作り、硬化時にレジンがリップと噛み合うようにする。
レジン流し込み
まずは、型の方にレジンを流し込む。気泡が入らないように、ゆっくり流し込む。
コツは傾けて、端からゆっくり流し込むこと。
円をイメージして、ゆっくり充填していく。
次に、リップ側の窪みにも直接レジンを付けておく。
そして合体!
その後、写真部分に更に流しこむ。
この部分に多くレジンを入れると、強度が増すが、ローリングの動きが抑制される。いわゆるキールの役割になる。
レジンを固める
ネイル用のUVライトに、洗濯バサミなどを使って、いい感じに配置。
薄くおゆまるを型どりしてれば、10-20分くらいで固まる。
型を外す
しっかり放熱したのち、八の字に切れ込みを入れた箇所を開き、型を外す。
ここでおゆまるを破壊しない限り、型は何度も再利用可能。
完全にレジンを固める
完全にレジンを固めるために、型を外した状態で、UVライトを当てる。
バリ取り
不要な部分をカッターや彫刻刀で削除。
完成するとこんな感じ。
元あったリップとほぼ同じになる。
レジン自体の比重はもとのリップとそこまで変わらないため、動きはほぼ再現できる。
最後に
ハードルアーを岩にこすりつけるようなパターンだと、どうしてもリップがなくなる事が多い。
この方法だと、仮にまたリップが折れても、再度、再生させるだけ。まさに無限リップ地獄。
割と安価にできるため、自宅で自粛してるリップ折れルアーを直してみてはどうでしょう。
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