3Dプリンタールアービルダーとすそのフィッシングパーク釣行!

3Dプリンター
【大会レポート】第11回「3Dプリンターで作ったルアー限定の釣り大会」in多摩湖フィッシングエリア
12月17日、多摩湖フィッシングエリアで開催した「第11回 3Dプリンターで作ったルアー限定の釣り大会」のレポートです。 今回は参加者の方々にルアーケースの中の写真を多数撮らせて頂いたので、ルアーケースの写真がメイン。 当日の様子 前日まで...

昨年12月17日に多摩湖フィッシングエリアで開催した「第11回 3Dプリンターで作ったルアー限定の釣り大会」が初参加の産業道路さんと、すそのフィッシングパークに行ってきました!
8時〜18時のたっぷり10時間、色んな話をしながら釣りまくってきましたよ!

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産業道路さん

産業道路さん、と言ったらやっぱり先ずはコレ。

ルアーの流体シミュレーション

数値流体力学でルアーの流体シミュレーションしてる方です。
ルアーのアクションによって発生する乱流を可視化し、ルアーのタイプによってどのように乱流が発生するかを知っておく事で魚が釣れる理由の推定にとても役立ちます。

ルアーケースの中

大会の際に少ししか写真を撮っていなかったので、沢山撮らせてもらってきましたよ!
大会の後にも色々とルアーが追加で作られてるので、そちらにも注目。

大会に向けて作ってられたスプーン。大会の後でリップ付きが追加されました。
リップ付きはスプーンなような、サーフェイスクランクのような。

サイズ、カラーのバリエーションしっかり。
産業道路さんが作っているルアーは光造形3Dプリンターを使っている事で透明な素材が使える利点も活かした設計や塗装が特徴的。

当日はあんまり使ってなかったけど、このルアーも気になる。

その他色々ルアーボックス。
イケクラさんの大人気ルアーえさにょろや、酒瓶型ポッパーZatta The Bottle “ぼっこす”、それとZAGGER50B1といった市販ルアーと、自作のクランクやB1系ボトムバンプミノー、シャッドも。

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実釣

早朝はなかなか日が当たらず気温も水温も低く低活性でしたが、11時頃から日向は暖かくなりぼちぼちといった具合。

産業道路さんのルアー

産業道路さんはこのスプーンが大活躍。
あまりにも釣れるので羨ましくなってお借りしてみたら、私のタックルだとPEラインの浮力でアクションするレンジが取れず…。

この3つがこの日釣れたスプーン。
見ての通り、外周のギザギザやSulaSulaのロゴ、丸い出っ張り(ウェイトは反対面に埋め込まれています。)などなど、見た目から気になる点がてんこ盛り。

2つ頂いちゃいました。
小さい方はこの日めっちゃ釣れてたその物!嬉しい…!
大きい方はリクエストして頂いちゃいました。
大きい方は表面がクリアにパールなので裏面のSulaSulaロゴが透けて波打ったような模様になっています。裏側はパールシルバーでメタリックな質感に塗装されている事も、表面から透けた先で起伏がぬらりと見える要素に。

大小でSulaSulaロゴが違います。
また、フックハンガーの角度も違っており、それが小さい方のポコっと出っ張った丸。

外周のギザギザは二次元的に形状を作ったのではなく、球でくり抜いたような形状。
より水に接する面を増やす事で水受けを良くし、より水を攪拌出来るように工夫されています。

このルアーのシミュレーション結果。


シミュレーションと実際のアクションが一致していて凄い。

HMKL ZAGGER 50B1系のコレが個人的には気になりました。
元のB1も含めて研究するのが楽しそう。

多摩川山本さんのルアー

大会の後で私が貰った多摩川山本さんのルアー

左はポッテリ厚みのある樹脂スプーン。軽量で超スローフォール&デッドスローリトリーブ用のルアーです。すぐに魚が口を使ってくれるものの、軽量低比重なルアーなので掛けるのが兎に角難しい!

右は左右非多少な位置に取り付けられた貫通穴付きのウェイトが特徴的な樹脂スプーン。
ラインアイ側と比べてフックハンガー側の方が幅が細いのも一般的なスプーンの形状とは逆。
これがしっかり重く、アクションも凄く安定していて凄く使い易くよく釣れる。

産業道路さんと二人で「なんじゃこりゃ!」と驚きました。
特に右のルアーは形状や仕様と実際のアクションのイメージが結び付かず、異次元のルアーです。

イケクラさんのえさにょろ

イケクラさんのえさにょろ。
このルアーは市販されており、色んな有名ショップさんで通販もされているのですが、品切れになる事が多いのでイケクラさんのブログをチェックしてみて下さい。

飛距離と強いアクションでとにかく釣れます。

Zatta The Bottle ぼっこす

コレは私が作っているルアーです。
3Dプリンターではなく、インジェクションなので大会では使えませんし、このサイトの趣旨とも少し違ってしまいますが、射出成形する型は金型ではなく3Dプリントした樹脂型を用いています。

ちなみにですが、コチラで販売しております。気になった方は是非。

見ての通りですが、テールフック(瓶のキャップ側)に魚が掛かるとラッパ飲みしているような写真が撮れます。
ドッグウォークとポップ&ステイが基本アクション。
この日、産業道路さんと私で早掛け勝負をしたら開始数秒で負けました。

この見た目ですが、使い勝手が良くとても釣れるルアーです。釣って楽しい撮って楽しい。

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まとめ

この日、自分が一番強く感じたのは「他の人の作品の凄い所を語り合える」事の嬉しさでした。
先日ルアー勝手に紹介・解説!ロボおじミノーに書いたような事を共感出来る相手って、同じように3Dプリンターでルアーを作っている人しか居ないんですよね。
また、そういった「このルアーのここがこう凄い」を語り合う事でルアー作りに対する理解が深まる事や、次のアイデアにつながる事になり、創作意欲も掻き立てられます。良いこと尽くめ!

産業道路さんのツイート


八重樫のツイート


この記事を書いた人

神奈川県西湘地区~伊豆半島で釣りしてます。エギングとエリアトラウトをする事が多い。釣果は食べる派。猫がいると釣りを中断します。
フィラメントはPLA派です。

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